血が凍るような寒さに断続的に襲われ、2年以内に死が訪れる奇病――凍血病。
それが蔓延する近未来。
凍血病患者は非患者たちの恐怖心によって差別、迫害されていた。
感染者は人権を守るために無力化した政府に対し、爆破、放火などの武力行動に出ていた。
テロリスト 流 次郎 は、凍血病グループに依頼され、十数年ぶりに日本に舞い戻る。
そんな彼もまた凍血病患者で、死へのカウントダウンは始まっていた。
カオスと化した日本で着々と進行する首都爆破計画。
自分の人生の負債に悩む流れは、警察と凍血病患者と、謎の組織の陰謀に巻き込まれていく。
 
 
作者 シラカワ タカシ のコメント
初めは、痛快な娯楽活劇を書こうと気合を入れてペンを持ちましたが、結局根暗な僕は
またダークな話を書いてしまいました。
最初に思いついたのは、おびただしく流れる流星群を見た、世界中の善人や悪人、無力な人々が、その美しさに目を奪われ、争いを止めてしまうシーンでした。
ニュアンスは少し変わりましたが、そのシーンにこだわった僕の無理難題を受け入れてくれた、照明の高野さん、佐々木さん、そして音響の奥野さんら、べりぃないすでぐれいとなスタッフの協力により具体化することが出来ました。自分の今までの作品の中で一番好きなシーンです。
近いうちに台本に手を加え再演しようと思っています・・・13月にね。